児童扶養手当が打ち切られた理由 その1

離婚前は夫婦共有(所有権きっちり半分)のマンションに住んでいました。ムスメが4歳になる少し前までは私も某外資系企業でバリバリ(笑)働いていたので二馬力前提で買ったマンションです。子どもは2人以上ほしいなあ、と夢みていたのでそこそこの広さもありました。

離婚しても何とかなる、と踏ん切れたのはこのマンションの存在がありました。

仲介の広告がよく入っていましたが、このマンションはこのご時世にも関わらず、値を落とすことなく高値で取り引きされていたのです。

いろいろあって私は会社を辞め、自営業になっていましたが、このマンションの私分のローンを払えるぐらいの収入はなんとか確保していました。

そのおかげで、離婚時にはある程度返済も進んでいて、しかも購入時よりも少し高い値段でマンションを売ることができました。

その差益を全額慰謝料としていただきました。

金銭管理が全くできない元夫が養育費を毎月のように支払うとはとても思えなかったので、一括でもらうのは必須と考えたのです。

その差益で、以前住んでいたところからほんの少し離れたところに、古い小さいマンションを買いました。

日々の暮らしで最もお金がかかるのが一般的に住居費です。都内に2人で暮らそうとすると、さすがにワンルームというわけにもいかないので、少なくとも10万円以上は住居費に消えてしまうでしょう。それプラス生活費を稼ごうとするとなかなか大変です。

一方、住むところさえ確保できれば、自営の仕事+もう少しで、ムスメと2人暮らすぐらいは何とかなりそうです。しかも母子家庭にはありがたい支援制度が色々あるので、それも加えれば人並みの生活は送れそう。そんな感じでスタートした新生活でした。

続く。